農家から買う場合、これは完全にイメージ的になりますが、中間の卸業者を中抜きするため
安く買えるイメージがありますし、実際に安いと思います。
そして、何より作っている人が誰かがわかりますので、安全な食品なんだろうという
安心感をもって買う事ができるかと思います。
そんなパーフェクトなイメージのある「農家から直接買う」ですが、
農家にも弱いところがあります。
企業としての体制が整っていない、事務所もないケースも多いため、
「電話をしても出ない」「メールを送っても帰ってこない」という事務手続きが苦手な面もあります。
(*これは全ての農家がそうではなくて、そういう農家が多いという傾向です)
そして、商品パッケージや包装のクオリティー、販促ツールのクオリティーが弱い。
農家は農作物を育てるプロですが、販売のプロではありません。なので、農家単体で販売してるお米は
どうしてもデザインがイケてなかったりします。
これがどういったケースで影響するかというと「ギフト」です。
ギフトでお米や農作物を送るケースがあったとして、粗相のないよう送るギフトでイケてないパッケージの
ものを贈るなら、少々中身が悪くても、見栄えの良いパッケージのものを選ぶのではないでしょうか?
そして最後に「設備」です。
農家はほとんどが自営でやっているため、トラクターなどの必須の道具にはお金をかけることができても、
精米機や、真空包装機など、お米を栽培する以外の設備はどうしても後回しになりがちです。
農協にお米を納めれば、色彩選別も精米も全てやってくれますからね。
こういった事もあり、農家さん自身のお米づくりの腕が良くても
設備が古くて、美味しいお米なのに、着色米や小石が混ざっていた・・・など
残念なケースがあるとも聞きます。
全ての農家が最新の精米設備や色彩選別機をもっているわけではなく、個々の農家でかなりバラつきが
あるという事ですね。
なので、上記を読んで頂いたうえで「やっぱり農家で買う」とお考えの方は
「まず信頼できる農家」を見つける事でしょう!
基本的にはいい人が多いですが、ルーズな面があったら、少し注意かも!?